気仙沼湾6施設、国のまちづくり拠点に にぎわい創出期待

気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(PIER7=ピアセブン)など宮城県気仙沼湾周辺6施設が、国土交通省が認定する港を核としたまちづくり拠点「みなとオアシス」に登録された。
 交流プラザ以外は(1)東日本大震災後に同市南町海岸周辺で整備された観光集客施設など3棟(2)「海の市」(シャークミュージアム)(3)市魚市場(4)朝日埠頭(ふとう)(5)神明崎周辺の海上遊歩道。
 交流プラザが市民による地域振興拠点になっていることや、24年連続日本一を誇る気仙沼港の生鮮カツオ水揚げ実績、夏の風物詩「気仙沼みなとまつり」で船上での太鼓演奏「海上うんづら」が実施されることなどが評価された。
 全国でも珍しい、カツオを抱えた神明崎のえびす像や、復興のシンボル三陸沿岸道・気仙沼湾横断橋が間近に見える朝日埠頭の眺めもポイントになった。
 市観光課の担当者は「震災後に整備された湾周辺は気仙沼の新しい顔。海や新施設を眺め、復興の歩みも感じてほしい」と話す。
 県内での登録はマリンゲート塩釜、仙台港に続き3番目。東北では19、全国では150番目。

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