水戸に解除条件付J1ライセンス、秋田にJ2ライセンス初交付!J1昇格圏町田はJ2ライセンス

Jリーグは27日、2019シーズンのJ1、J2ライセンス判定結果を発表した。水戸ホーリーホックに条件付きのJ1クラブライセンスが交付されたことで、J1ライセンス取得クラブは前年から1増の41クラブになった。ただし水戸の初めて解除条件がつけられている。

現在J2で2位と自動昇格圏にいるFC町田ゼルビアはJ2ライセンス交付となった。町田はスタジアムの収容人数と、J1基準のトレーニング施設が未充足のためで、順位で条件を満たしても、来季のJ1昇格はなくなった。町田が2位以上になった場合は、J1の自動昇格、J2への自動降格枠がそれぞれ1減となる。またプレーオフ圏内に入った場合は、プレーオフ出場チームが1つなくなる。

また昨年J3を優勝しながらライセンス未収得で昇格を逃したブラウブリッツ秋田にJ2クラブライセンスが交付された。J2クラブライセンスのみのクラブは、1増1減の7クラブとなった。

J3クラブのJ3ライセンス判定は10月のJリーグ理事会後に発表になるが、現在J3で2位のアスルクラロ沼津はJ2ライセンスが交付されていないため、今季順位で昇格条件を満たしてもJ2昇格はない。そのため、自動昇格圏が1つなくなることになる。

▽J1ライセンス
北海道コンサドーレ札幌
ベガルタ仙台
モンテディオ山形
鹿島アントラーズ
水戸ホーリーホック(※1)
栃木SC
ザスパクサツ群馬
浦和レッズ
大宮アルディージャ
ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル
FC東京
東京ヴェルディ
川崎フロンターレ
横浜F・マリノス
横浜FC
湘南ベルマーレ
ヴァンフォーレ甲府
松本山雅FC
アルビレックス新潟
カターレ富山
ツエーゲン金沢
清水エスパルス
ジュビロ磐田
名古屋グランパス
FC岐阜
京都サンガF.C.
ガンバ大阪
セレッソ大阪
ヴィッセル神戸
ファジアーノ岡山
サンフレッチェ広島
レノファ山口FC
徳島ヴォルティス
愛媛FC
アビスパ福岡
ギラヴァンツ北九州
サガン鳥栖
V・ファーレン長崎
ロアッソ熊本
大分トリニータ

▽J2ライセンス
ブラウブリッツ秋田
FC町田ゼルビア
AC長野パルセイロ
ガイナーレ鳥取
カマタマーレ讃岐
鹿児島ユナイテッドFC
FC琉球

※1 水戸は11月17日のJ2最終節、または12月8日のJ1参入プレーオフ決定後、昇格のための順位要件を充足できなかった場合(=スタジアムの短期改修工事を行わないことが確定した場合)、J1クラブライセンスからJ2クラブライセンス付与に変更される。

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