水槽が映像や音のアート空間に 18日から夜間イベント 新江ノ島水族館

夜の水族館の新たな楽しみ方を提案しようと、新江ノ島水族館(藤沢市)が誇る高さ9メートルの巨大水槽がデジタルアートで彩られた。同水族館が昨年から始めた催し「ナイトワンダーアクアリウム」の一環で、18日からスタートする。
同水族館の夜間イベントは、昨年33万人を集め好評を博した。今年はアート集団「チームラボ」と連携。館内を一つのアート空間に見立てて、デジタル映像や光、音で演出する。
メーン展示となる巨大水槽の作品は「花と魚」と名付けられた。水槽周辺に花々を投影した上で魚の動きをセンサーでキャッチ。近くを横切ると連動して花が散 る仕掛けになっている。魚の動きに影響を受け永遠に変容し続けるため、同じ瞬間の画像は二度と見ることができないという。
また、紙に描いた魚の絵をスキャナーで取り込み、デジタル上の水槽内に登場させる「お絵かき水族館」や光を放つ球体で彩ったゾーンなども設けた。
催しは12月25日まで。午後5〜8時。大人2100円。問い合わせは、同水族館電話0466(29)9960。

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