氷柱次々「氷の水族館」搬入始まる

氷の中に魚を閉じ込めた氷柱を展示する「氷の水族館」が29日、気仙沼市の海鮮市場「海の市」に開館する。東日本大震災で全壊して以来、約6年2カ月ぶりに現地で再開する。12日、氷柱の搬入が始まった。
水族館を運営する岡本製氷(気仙沼市)の従業員が、気仙沼港に水揚げされたカツオやサンマなど約30種類の魚が閉じ込められた氷柱約80本を、マイナス20度の館内に搬入。展示する位置を確認しながら、高さ60センチ、幅90センチ、重さ約100キロの氷を慎重に並べた。
岡本製氷の岡本貴之専務は「ようやくオープンを迎えることができた。観光客に喜んでもらえる施設を目指したい」と話した。

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