沖縄など4道県、感染動向に「注意が必要」 厚労省の専門家組織

【東京】新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の脇田隆字座長は20日、会合後の記者向け説明会で、出席者から北海道、青森、愛媛、沖縄の4道県の感染動向に「注意が必要」との意見があったと明らかにした。 【ひと目で分かる】沖縄の感染者数の推移  沖縄は直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数が「10代以下で増加傾向」との分析も示された。脇田氏は「沖縄は若い人が塾やスポーツクラブ、家庭内などで感染による影響を受けている」と述べた。  また4道県で下げ止まりの傾向にある要因について「(感染状況が)低いレベルになると下げ止まりになる」と説明し、過去の感染拡大時との比較では各道県とも「非常に低いレベルまで落ちている」との見方を示した。

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