沿岸の風景、歩いて楽しむ 仙台、名取でみちのく潮風トレイル

東北の太平洋岸を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」(青森県八戸市-福島県相馬市)の全線開通5周年を記念したウオークイベント(環境省など主催)が23日、仙台、名取の両市であった。県内外から約300人が参加し、貞山運河沿いや名取川河口の風景を楽しみながら歩いた。

 参加者は名取トレイルセンターを出発点に、仙台市若林区のJRフルーツパーク仙台あらはまに至る約10キロと、名取市のかわまちてらす閖上を折り返す約4キロのコースに分かれた。

 雨風が強く、親子連れはかっぱを着てゴールを目指した。人気アニメ「ポケットモンスター」のキャラクター、ピカチュウなどとの記念撮影会もあった。

 名取市の会社員渡辺大輔さん(42)は愛島小3年の長女真帆さん(8)と4キロに参加し、「娘と一緒に歩いて運動できるいい機会になった」と話した。

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