津波で2400km流されたポストを首都圏で初公開

東日本大震災の津波で、宮城県南三陸町から直線距離で2400キロ離れた沖縄県西表島まで流された郵便ポストが、首都圏で初めて公開されました。
 砂や貝殻がこびりつき、ところどころひび割れた宮城県南三陸町歌津にあった小さな郵便ポスト。このポストは、東日本大震災の津波で流されてしまったものの去年12月、歌津から直線距離で2400キロ離れた沖縄県西表島に流れ着いているのが見つかり、先月、歌津に帰ってきたものです。
 東京・新宿で物産展が開かれるのにあわせ、首都圏で初めて展示されたこのポストに多くの来場者が足を止めていました。この物産展は19日まで開催されます。(17日19:41)

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