厚生労働省に新型コロナウイルス対策を助言する専門家組織は6日、「全年代で新規感染者が増加傾向にあり、特に10~20代で顕著だ」とする分析をまとめた。全国の直近1週間の感染者数は前週と比べて1.08倍で、2週続けて前の週を上回った。地域別では34都道府県で増加していた。出席した複数の専門家は、報道陣に対して既に流行「第7波」が始まっているとの見解を示した。
京都大の西浦博教授は、感染者数は3月19~21日の3連休の影響で一時的に多くなった可能性もあったが、その影響がなくなった後も増加傾向が続いていると指摘した。