宮城県気仙沼市の離島・大島の近くの海上で泳いでいるクマの姿をカメラが捉えました。島ではいないはずのクマの目撃が相次いでいます。
映像は1日午後6時半ごろに撮影されたものです。撮影した男性によりますと、クマは体長1メートルほどで、気仙沼市の大島から本土に向かって泳いでいたということです。
クマを撮影した小野寺正人さん:「結構、泳いでいたと思うのでクマは息づかいが荒くて、ハアハア言って疲れていたような感じだった」
島では過去にクマが目撃されたことはありませんでしたが、5月下旬以降、親子とみられるクマや海から上陸する姿などの目撃が相次いでいて、気仙沼市は島に3頭のクマがいる可能性があるとみています。警察は島民に注意を呼び掛けています。