2013年の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を含む総合指数(2010年=100)が100・0となり、前年より0・4%上がった。前年を上回ったのは、5年ぶり。
総務省が31日発表した。指数を押しあげた主要因は、エネルギーの物価。円安で輸入価格が上昇したことを背景に、前年と比べて電気代が7・1%、灯油が8・0%、ガソリンは5・9%それぞれ上昇した。輸入価格の上昇は高額品で顕著で、ハンドバッグは20・5%の上昇となった。自動車保険料(任意)は3・6%、傷害保険料は2・5%、それぞれ上昇するなど家計の負担は増している。(末崎毅)