桜の名所として有名な宮城県柴田町が31日、開花宣言をした。最近の暖かさで昨年より7日、例年と比べて10日それぞれ早い。早速多くの家族連れなどが、淡いピンクに色づいた桜を楽しんだ。
しばた桜まつり実行委員会の小泉清一委員長らが船岡城址公園を訪れ、標準木のソメイヨシノが5輪以上咲いたのを確認。滝口茂町長が「多くの人に見に来てほしい。必ず満足してもらえる」と語った。
まつりは5~22日の予定。船岡城址公園の約1300本と、柴田、大河原両町の白石川沿いの「一目千本桜」1200本近くは7日ごろ、見頃のピークを迎える見込み。