港町ならでは、海の上の体験多彩に 気仙沼で16日まで「内湾パーク」

宮城県気仙沼市の内湾地区で、にぎわい創出を図る社会実験が行われている。海に近い港町らしい海上アクティビティが充実し、今までとは違う内湾の過ごし方を満喫できる。16日まで。

「海が見える道」と題した歩行者天国。上空の日よけが日差しを和らげる

 木-日曜の午前10時~午後4時、南町海岸の岸壁に「内湾SEAパーク」を開設。水上自転車やハンドパドルボートが体験できる。海からの眺めは「見たことがない景色」と地元住民にも好評だ。

 木-土曜の午後5~10時は停泊するフェリーで「海上レストラン」を開く。期間中、商業施設間の市道を歩行者天国にし、テーブルでくつろいだり浜焼きを味わったりできる。

 地区に隣接する八日町から内陸部に市役所が移転する約4年後を見据え、市と官民組織が展開する。官民組織リーダーの堀内真介さん(41)は「新しい内湾の魅力を提供し、効果を確かめたい」と話す。

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