湖池屋は、「コイケヤポテトチップス」が来年で発売から50周年を迎えるのを記念して、1962年の発売当時の製法を再現した「コイケヤポテトチップス」の「のり塩」味と「コンソメ」味を3月7日から順次、全国発売する。
同様の製法を用いた「のり塩」味は09年に関東で先行発売し、好評だったという。
同社によると、発売当時は従業員がジャガイモを切っていたため1枚1枚が現在のものよりも厚く、その分釜で低温でじっくり揚げていた。その後、量産化を目指してオートフライヤー(自動調理器)を導入したが、近年は「ジャガイモの味が濃い商品が好まれる傾向にある」(同社)ことから、50周年に合わせて当時の味を再現することにした。オートフライヤーでも当時の製法を再現できる機械を導入した。通常の商品よりも切り方が厚く、ジャガイモの味が強いのが特徴だという。
商品のキャッチコピーは「50年の結晶」。「のり塩」味ののりは、風味豊かな徳島県産の「すじ青のり」と甘みのある愛媛県産「うすば青のり」を使用。「コンソメ」味は和牛とチキンで濃厚な味わいに仕上げた。容量70グラムで、価格はオープンだが実勢価格は150円。