仕事の依頼を受けて、最初にギャラの交渉をしておかないと後から揉めるというのは特にフリーランスだと「あるある」ですが、『メタルマックス』シリーズのキャラクターデザインや馳星周氏の小説『不夜城』のコミカライズなどで長く活躍している漫画家・デザイナーの山本貴嗣さん(@atsuji_yamamoto)が次のようにツイート。さまざまな反応が集まっています。
ちょっと某社の仕事で「え?ギャラが必要だったんですか?」という異次元の対応がきて、おもしろすぎて笑ってる。「それなら早く言ってもらわないと」とか言われて今後の成り行きを見守っているwww すごいなこのご時勢に。
「ここ何年かでワーストの体験」という山本さんには、「それ仕事じゃない」「正気か、と思いますよね」「“ギャグか?ギャグで言ってるのか?”と言いたくなる」といった反応が集まったほか、故田中角栄氏の名言を引用した次のようなリプライも。
入社早々の新人君ならいざしらず その担当者に言ってやってください 「今日、ただで動くのは地震くらいしかない」って 指導する上司にも問題ありですな
失笑
また、ほかの業界でも同様のケースはある模様。別のユーザーはこのようにツイート。
ワイ弁護士も、講演頼まれたので講演料の話したら「え?ギャラ必要なんですか?あなたの宣伝にもなるんですよ?」って言われたことがあるナリよ。
「暗黙でギャラが不要だと思ってるのはヤバい」「本当にあるから怖い」「買い叩き以前の話」といった声も集まっていたギャラ問題。山本さんほどの実績のある人でもこのようなケースに巻き込まれるということに驚きを感じますが、特に契約書を作成する前に仕事が発生するような案件の場合は、まずお金の話をきっちりと詰めることが大事なのではないでしょうか。