濱口優&南明奈、結婚後初テレビ共演 相方・有野のサプライズで“無人島0円結婚式”

今年5月に結婚したお笑いコンビ・濱口優(46)とタレントの南明奈(29)が、31日放送のテレビ朝日系の年末大型特番『よゐこの無人島0円生活』(後6:00~深0:30)で、結婚後夫婦初共演を果たすことがわかった。相方の有野晋哉(46)のサプライズ計画のもと、無人島で手作りの“0円結婚式”を盛大に挙げた。

【写真】砂浜で大ジャンプ!!無人島で0円結婚式を挙げた濱口優&南明奈

 ラブラブの新婚生活を送っていた濱口は先日、妻である南に笑顔で見送られ、無人島へと旅立ったが、その裏では、あるサプライズ計画が着々と進行していた。有野が未だ結婚式を挙げていない2人のために“無人島0円結婚式”を極秘でプロデュースし、南をサバイバル生活の“助っ人”という名目で、無人島へ呼び寄せた。無人島生活中に、漁船に乗って突如現れた南を見つけた濱口は大驚き。泳げない南をおんぶして陸へ上げるなど、スタッフものけぞる愛妻家ぶりも見せつけた。

 有野が神父を務め、結婚式を挙げた2人。濱口は「有野から実は、ラジオとかで『お前ら、式とかせえへんの? オレがやったるわ!』と言われていたんですよ。『ホンマにやりよった!』ってビックリしましたと口にしながらも「思い返せば独身時代、『無人島0円生活』の中で僕がボケて『オレ、無人島で結婚式をするわ』と言って、有野と盛り上がったこともあったんですよ。それがまさか現実になるとは…(笑)。一生の思い出になりました」と感謝の思いを伝えた。

 続けて「神父の服の方が新郎よりも豪華やったけど…(笑)。カレーピザの生地はちょっと分厚かったけど…(笑)。天気もよかったし、いい式でした! (有野が作ってくれた)奥さんのウェディングドレス姿も、すてきでした…!」とノロケもさく裂。「奥さんは式の後ずっと『楽しかった~!』って言っていました。以前から、無人島での結婚式が現実になったら面白いなって想像はしていたけど、一方で奥さんは嫌がるやろうな…と思っていたんです。だって、豪華でもない上に、テレビでも放送されるんですよ! 女性やったら普通、引くと思うんです。でも実際には、『これを受け入れてくれるんや!』って…うれしかったですね」と言葉に力を込めた。

 南の心意気についても触れ「ウェディングドレスもホンマは服の上から着る予定やったんですけど、『やっぱり、ちゃんとキレイに着たいから』って。『チクチクする』なんて言いながらも(笑)、直に着て肌も多めに出して、すごいキレイに着てくれて…! ホンマ、ありがたいです。おかげさまで、“らしい”結婚式ができました」としみじみ。「これから、もしかしたら無人島の結婚式が流行るかもしれないですね。『無人島で、好きな仲間と!』みたいなキャッチフレーズで(笑)。そのときは、有野が神父になってくれますから、ご安心を」と呼びかけた。

 一方、南は「無人島は楽しかった半面、船で島に着いたとき、自分の靴や服を犠牲にしてまでも、私をおんぶして海を歩いてくれた優さんに、改めて『人類で一番と言っていいほどの優しさ』を感じました。優さんとは前々から『早く結婚式をしたいね』という話はしていたけど、具体的なプランは何も話していなかったんです。そんな中で今回、島に来て初めて、有野さんから『結婚式をやろう』と言われたので、もうビックリしましたね」と回顧。

 無人島という環境への戸惑いもあったようで「チャペルも何もない島だったし、『ここでどうやって!?』と不思議な気持ちでいっぱいでした。まさかブルーのウェディングドレスに袖を通すことになるとは思ってもいなかったし、裾にいっぱい付けてくれた貝殻が歩くたびにスネに当たって痛かったり…と、ドレスにはツッコミたい部分もいろいろありましたけど(笑)、有野さんにわざわざ作っていただいて、本当にうれしかったです!」とコメント。「たくさんのお友達や親戚に囲まれながら、花びらとかを敷いたチャペルを歩く…という理想の結婚式とは全然違いましたけど、きっと無人島での結婚式を経験した人は世界中どこにもいないはず! だから、『これが濱口優という人と結婚した奥さんの特権なのかな』とも思いました」と語った。

 夫婦での会話も紹介し「新婚旅行については未定ですけど、優さんに『どこに行きたい?』と聞いたら、『ハワイ! カラフルなパンケーキがあるんだって!』というベタな答えが返ってきました。私も新婚旅行に行くなら、人がいっぱいいて、パンケーキやステーキがある島がいいので、無人島という選択肢はなさそうです」とにっこり。「さしあたって、大みそかは離れ離れで過ごすことになりますけど、年末はいつも仕事なので慣れてますし、優さんがどんな中継をするのか楽しみ! 年末の無人島は寒いだろうから、心配ではありますけど…。『私は温かいこたつに入りながらテレビを見るけど、頑張ってね』と(笑)、応援しています」とエールを送った。

 仕掛け人の有野は「とにかく無人島やから、0円で結婚式をするしかない! 聖書台もそのへんに落ちているもので作りました。バージンロードも本当は板をサーッと引きたかったんですけど、すでに焚き火とかに使っていたし、キレイな板がなかったんですよね(笑)。それで、貝殻やペットボトル、ビーチサンダルなんかを拾ってきて並べて、バージンロード風にしたんです」と奮闘ぶりを告白。「衣装に関して…時間配分を間違えました(苦笑)。神父の祭服は作ったことがなかったし、時間がかかると思ったんで、新郎のタキシードより先に取り掛かったんですよ。そしたら、タキシードを作る時間が全然なくなって…(笑)。いろいろ誤魔化したんですけど、濱口くんにはバレていましたね!」と舞台裏を明かした。

 今回は、ひときわ特別な『無人島生活』になったようで「ウェディングケーキもさすがに無理やったんで、カレーピザを作って、式の後に3人で一緒に食べました。ケーキ入刀代わりに、新婚の2人にお塩を振ってもらって、『初めての共同作業です』なんてやっていましたね。夫婦そろってずっと『おいしい! けど、生地が分厚いよね』と文句を言ってきましたけど(笑)、そういうやりとりも含めて、ホンマ楽しかったです」としみじみ。「今回『2018年にやり残したことは優さんの結婚式や!』ということで計画しましたけど、2人が手作り教会にやって来る姿を見たら、気恥ずかしさやら、いろんな思いが湧いてきて…。もし参列客として出席していたら、泣いていたかもしれないですね(笑)。ホンマにいい式でした!」と口にしていた。

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