火星に海があった痕跡が発見された。海や水路の跡が見つかり、かつて火星に生命があった可能性を裏付けるものになり得るという。
今回の研究で、火星には、現在の凍った環境とは違った温暖で湿潤な気候が存在し、海面があった可能性が高いことが判明。米ペンシルベニア州立大学のベンジャミン・カルデナス助教授はこう話す。
「(この発見で)即座に浮かんだ最重要なことの1つは、このサイズの海の存在があったということは、生命の存在があった可能性が高いということです」「そして古代の気候とそこからの変化を私たちに伝えてくれます」
カルデナス助教授は今回の発見について、「火星が十分に温暖で水の存在を裏付ける時代があったに違いないということです」と続けた。
(BANG Media International/よろず~ニュース)