火星の土から水分、NASA無人探査車が検出

[ロサンゼルス 26日 ロイター] – 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「キュリオシティー」が火星の表面で採取した土から、水分が検出されたことが分かった。NASAやプロジェクト関係者が26日明らかにした。
キュリオシティーは昨年8月に火星に到着し、その直後から土壌のサンプルを採取していた。このサンプルをキュリオシティーに備え付けられた装置を使って約835度で熱し、気化した物質を調べたところ、水分のほか二酸化硫黄や二酸化炭素が検出された。水分は重さにして約2%相当だった。
NASAは今月19日、火星の大気を分析した結果、生命活動の強い証拠となり得るメタンは検出されなかったと発表している。

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