災害発生時の協力協定締結 七十七銀行と山形銀行

 七十七銀行と山形銀行は25日、災害発生時の相互協力協定を結んだ。相手行が被災した場合、職員を派遣し、来店客の誘導や支援物資の運搬作業などで支援する。
 七十七銀によると、東日本大震災後に東北の地方銀行同士が災害協定を結ぶのは初めて。協定には燃料や食料品を互いに提供するほか、研修所、社宅を被災行員の宿泊施設として活用することも盛り込んだ。ただ窓口業務や融資相談といった本業部分は代行せず、各行がそれぞれ取り組む。
 両行は「防災、減災に向けた体制を強化し、緊急時でも継続的な金融サービスを提供する」としている。

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