無人でキャッシュレス 仙台駅ビルに新店舗

カメラやセンサーを利用して利用客の動きを認識し、会計も無人で済ませることができる無人販売店が2日、JR仙台駅の駅ビルにオープンしました。

JR仙台駅の駅ビル「エスパル仙台」にオープンした無人販売店は、人口減少や働き手不足などの課題を解決しようと駅ビルの運営会社が企画したもので、2日は早速、東北地方のお土産などを買い求めようという客が訪れました。
この店舗では、店内に設置された20台のカメラや商品棚に設置されたセンサーなどを使って利用客の店内での行動を把握します。
そのうえで、利用客がレジの前に移動し手に取った商品を台の上に置くと、商品の代金も認識され、キャッシュレスでスムーズに会計ができます。
開店時間は午前7時から翌午前0時まで、同じ施設内のほかの店舗が営業していない時間帯も利用が可能だということです。
静岡県から旅行で来たという20代の女性は「スキャンせずに商品点数がわかって、レジの処理が早く便利だと思いました」と話していました。
駅ビルの運営会社「仙台ターミナルビル」成長戦略室の佐藤啓央さんは「人口減少問題に取り組みつつ、東北各地の良い商品を買うことのできる店舗になっています。この店舗を通じて新しい買い物体験をしてほしいです」と話していました。

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