熱中症で5月31日から10月3日までの約4カ月間に医療機関へ救急搬送された人は5万6184人に上ったことが5日、総務省消防庁の速報値で分かった。搬送直後に死亡が確認された人は172人。
集計によると、5月末以降の都道府県別の搬送者数は東京が4365人で最多。次いで愛知4192人、大阪3925人、埼玉3820人だった。
9月27日から10月3日までの1週間の搬送者は86人で、5月末以降の週間集計では初めて2けたとなった。消防庁は搬送者が大幅に減っていることから、この週を今年の熱中症搬送速報値の最終集計とした。