燃料電池車の総合力首位は米GM トヨタ2位、ホンダ3位…特許もとに調査

 特許分析を手掛けるパテント・リザルト(東京)は29日までに、米国で公開された特許を対象に、次世代エコカーの本命とされる燃料電池車の分野で各企業の総合力ランキングをまとめた。首位は米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)で、2位がトヨタ自動車、3位はホンダだった。
 GMとホンダは2日、燃料電池車の共同開発で合意したと発表。トヨタは燃料電池車のシステムをドイツのBMWに供給する。燃料電池車の開発競争が日米のメーカーを軸に展開していることが、特許の面でも裏付けられた。
 特許の出願件数だけでなく、他社の特許申請で引用される回数などから各メーカーの総合力を評価した。GMの総合力は2596点、出願件数は892件。トヨタは2457点。出願件数は972件でGMを上回った。ホンダは2391点、873件だった。
 4位はパナソニック、5位は韓国サムスンSDIだった。

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