あなたは、部屋や家の「片付け」が得意ですか。それとも苦手ですか。AlbaLink(東京都江東区)が運営する不動産情報メディア「訳あり物件買取ナビ」が、「部屋や家を片付けられない理由」に関する意識調査を実施。その結果を発表しました。
片付ける頻度「週1回」が最多
調査は2023年9月29日から10月3日、片付けが苦手な男女を対象に、インターネットリサーチで実施。計500人(男性142人、女性358人)から有効回答を得たものです。なお、回答者の年代は、10代1.6%、20代19.8%、30代39.0%、40代24.6%、50代12.0%、60代以上3.0%となっています。
まず、全回答者に「部屋や家を片付ける頻度」について聞いたところ、「週1回」が36.8%で最多となりました。片付けが苦手でも、週1回は定期的に片付けをしている人が多いことがうかがえます。
次に、「片付けられない理由」について聞きました。
3位は「面倒で後回しにしてしまう」(90人)です。片付けには「理想の状態をイメージする」「不要品を捨てたり売ったりする」「物の場所を決める」といった作業が必要であり、考えなくてはならないことも少なくありません。そのため、「動くのが面倒(30代女性)」「片付けようと思っても、ご飯を作ったり洗い物をしたりしていたら、面倒くさくなる(40代女性)」「掃除と片付けが一番苦手で面倒くさい。片付けって結構体力を使うので、やりたくない(50代男性)」など、面倒でやる気が出ないと感じる人が多いようです。
2位には「物を捨てられない」(135人)がランクイン。「服や物を捨てられない(20代女性)」「着ないと分かっていても捨てられない服が多い(30代女性)」「基本的に『捨てるのがもったいない』と思って、少しずつ物が増えていきます(50代男性)」など、物を捨てられない人が多数いることが明らかに。古い物を処分せずに新しい物を買い足していけば、物は増えていく一方で、いつまでも部屋がスッキリしないでしょう。
そして、1位となったのは「とにかく物が多い」(153人)でした。「衝動買いが多いので物が多く、ストック癖もある(40代女性)」「食材や調味料など、物が多すぎて収納には入りきらず、あふれているからだと思います(50代女性)」「収集癖があるため、本やCDラジコンなどであふれている(60代以上男性)」といった声が寄せられました。収集癖やストック癖がある場合は特に、収納スペースが不足して片付けが進まなくなることもあるかもしれません。どんな物であっても、買い物する際に計画を立てることが大切といえます。
調査結果を受けて、同社は「物をためてしまう人の場合、『購入するときに必要性を吟味する』『使っていないものを思い切って処分する』といった方法で、家の中がスッキリすると考えられます。また『1日5分』など、小まめに片付けを心がけるのも有効。少しずつ部屋が片付いてくれば、『キレイな状態を維持したい』という気持ちも生まれるのではないでしょうか」とコメントを寄せています。