牛タンの喜助、「BLEACH」とコラボ 「浦原喜助」にちなんだ6商品5日発売 漫画・アニメの人気キャラ

 仙台市内を中心に展開する牛タン専門店「味の牛たん喜助」と人気漫画・アニメ「BLEACH」、原作者の久保帯人さんの公式ファンクラブ「KlubOutside」がコラボした商品が5日に発売される。牛タン定食や弁当、おつまみセット、牛タン詰め合わせなど6種類。人気キャラクターの浦原喜助と同じ名前の縁を生かし、仙台名物の魅力を全国に発信する。

 職人の正装をまとい、牛タンを焼く浦原喜助のイラストが、商品のパッケージに描かれているほか、イラスト入りのポストカードといったグッズがもらえる。久保さんが今回のコラボ企画のために描き下ろした。

 商品の一つ、全国11店舗で提供する「喜助×喜助特切り厚焼定食」(4180円)は厚切り牛タンに、浦原喜助のイメージカラーの緑色にちなみ、掛川深蒸し煎茶やクリーム入り水まんじゅう「笹カスタード」が付く。厚焼き卵には「浦原喜助」の焼き印を押す。

 今年4月、BLEACHのイベントが横浜市であり、一部のファンが会場近くの喜助に来店し、交流サイト(SNS)に投稿したことで話題となった。アニメは10月に新クールの放送が始まるため、11月末までのコラボ企画が決定した。

 定食以外の5商品は喜助の関連企業、キスケフーズ(宮城県富谷市)が手がける。各商品の詳細と付属のグッズは喜助の公式サイトで紹介している。10月5~10日はJR仙台駅3階の特設スペースでも販売する。

 喜助グループ本部事業サポートリーダーの勝又優希さんは「世界的に有名なキャラクターの力添えで、仙台の牛タンを全国に知ってもらいたい」と期待する。

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