経済アナリストの森永卓郎が、1月17日に発表されたスマホ決済サービス「PayPay」(ペイペイ)の大胆なポイント還元キャンペーンなど、キャッシュレス決済サービスについて解説した。
PayPay(ペイペイ)の中山一郎社長=2019年2月4日午後、東京都千代田区 写真提供:産経新聞社
PayPayは、対象店舗や自動販売機での支払いをPayPayで行うと、40%のポイントが戻ってくるキャンペーンを2月1日から始める。全国6,500店舗以上の有名飲食チェーンを巻き込んだ大規模なキャンペーンとなっている。
このキャンペーンについて森永は、1月22日に出演したニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」の中で次のように解説した。
「確かにキャッシュバックはされますが、1回のお会計は500円まで。キャッシュバック還元上限は1,500円なんです。無限にキャッシュバックされるわけではないです」
このような“細かい還元”は、PayPay以外のキャッシュレス決済でも実施されており、この点について森永はいくつか例を挙げた。
「現在ですと、PayPayのローソンでの10%還元や、タクシーでもPayPayで払えばキャッシュバックされるキャンペーンをやっています。でも、PayPayが使えるタクシーって少ないんですよね。ほかにもドコモのd払いのキャッシュバックキャンペーンも注目です」
様々な決済サービスがあり、キャンペーンも多種多様である。
「これからの暮らしのポイントは、いかにキャッシュバックでお得できるかです。決済できるお店やキャッシュバック対象期間など覚えることがいっぱいです」