岩手県岩手町沼宮内の山見の里大町商店街で5、6の両日、特産のキャベツをメーンにした食のイベント「いわてまちキャベツマン食堂2014」が開催される。
柔らかく甘みのある特産キャベツ「いわて春みどり」や、名物の「いわてまち焼きうどん」などをアピールする。実行委員会の主催で、ことしで2回目。
特設会場ではキャベツの試食販売会のほか、同町監修の塩にんにく味のドレッシング「キャベタリアン宣言」などを販売する。同町のPRキャラクター「キャベツマン」のダンスショーもあり、緑のマスクをかぶったメンバー5人がイベントを案内する。
6日には「キャベタリアンキッチン」と題し、岩手県奥州市前沢区のレストラン「ロレオール」の伊藤勝康シェフによる料理ショーがある。岩手町産の野菜を使った料理のレシピを紹介する。
食で町おこしに取り組む東北の9市町も参加。ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」で昨年優勝した福島県浪江町のなみえ焼きそば、準優勝の青森県十和田市の十和田バラ焼きなどが出店する。食材は岩手町産を使う。
東日本大震災で岩手町が宮城県石巻市と宮城県南三陸町を支援した際、共に炊き出しをした岡山県日生(ひなせ)町のカキ入りお好み焼き「日生カキオコ」も友情出店する。
両日とも午前10時半~午後3時。問い合わせは実行委員会事務局0195(62)2111。