独特の語り口…ジャパネット前社長、出演終了へ

通信販売大手のジャパネットたかた(長崎県佐世保市)の創業者で前社長の高田明氏(67)が、来年1月15日の放送でテレビショッピングの出演を終えることが分かった。

今年1月の社長交代から1年になるうえ、創業30周年を節目に引退する。

高田氏は1986年1月16日、前身となるカメラ店「たかた」を設立。90年のラジオを手始めに、94年には自らが出演してテレビで通信販売を始めた。 当初はテレビの深夜帯での放送だったが、商品の提案力や独特の語り口で人気となり、年間約1500億円を売り上げる企業へ成長させた。

今年1月16日に長男で副社長だった旭人(あきと)氏(36)に社長を譲り、全ての役職から退いたが、テレビ出演は続けていた。最後の出演がどのような形になるのかは近く決める予定だ。

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