独BMW、EV・PHV新ブランド「BMWi」日本販売へ

欧州自動車大手の独BMWの日本法人、BMWジャパンは13日、環境対応車の新ブランド「BMWi」を日本で初投入すると発表した。第1弾として電気自動車(EV)「i3」を2014年4月5日に、プラグインハイブリッド車(PHV)のスポーツカー「i8」を同年夏に発売する。
[写真で見る]スポーツカー「i8」は時速100キロまで4・5秒で到達
 i3はフル充電で最長200キロの走行が可能で、走行距離を伸ばすオプションの発電用エンジンを積めば300キロまで延長できる。充電時間は家庭用コンセントで7~8時間、日本規格の急速充電器「CHAdeMO(チャデモ)」なら30分で済むという。価格は499万~546万円(増税後の消費税8%含む)。
 i8は電気モーターと1500ccの直列3気筒ターボエンジンを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載。時速100キロまで4・5秒で到達する加速性能に加え、ガソリン1リットル当たりの走行距離は40キロという低燃費も実現した。価格は1917万円(同)。
 i3、i8ともに量産車では初めて車の基礎部分となる車台に炭素繊維強化樹脂を用い、スチール製より50%の軽量化に成功した。
 BMWジャパンのアラン・ハリス社長は「日本は最も先進的な市場の一つ。サステナビリティ(持続可能性)に関心が高いお客さまにぴったりだ」と新ブランドをアピールした。

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