猫に話しかけると、「にゃっ」と返事をしてくれることがありませんか?「えっ?理解しているの?」と思ってしまいますが、実際はどうなのか、検証してみました。
■当然のことながら…
猫には、人間の言葉自体は理解できていないものと思われます。ただし、「ごはん」や「おやつ」、自分の名前など簡単な単語は理解できているようですね。
時々「新聞」や「ボール」などの単語も理解できている猫がいますので、もしかしたら飼い主さんが根気よく教えてあげればある程度は覚えられるものなのかもしれません。
また、言葉の意味は理解できていなくても、飼い主さんは今自分に対して話しかけているということも理解できているようです。たまたま返事のように相槌を打ったときに、飼い主さんが喜んでくれたことを覚えていて、一種の芸のつもりで相槌を打つようになった猫も中にはいるかもしれませんね。
■たくさん話しかけてあげて
人間の言葉を完全には理解できないからといって、猫とまったく話をしないのはあまりオススメできません。これはお互いの関係を悪化させる可能性があります。「分からないならいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、猫にとって話しかけられることは、構ってもらっているということなのです。
その内容は関係ありません。あくまで自分に向かって話してくれているかどうかが問題なんです。長電話などをしていると、邪魔をしにくる猫もいるそうですが、自分に向かって話していないということに対してやきもちを焼いている説もあります。
人間と同じレベルで物事を理解することはできませんが、感情は人間と同じように豊かです。せっかく一緒に暮らしているのですから、ぜひたくさん話しかけてみてください。
(ファナティック)