玄関にクマ 帰宅女性に気づき、走り去る 山形

クマ

26日午後11時50分ごろ、山形県最上町向町の自宅に帰宅した40代会社員女性が自宅玄関の軒下にクマ(体長約1メートル)がいるのを見つけた。クマは女性の姿に気づき、逃げていった。

現場は、町立向町小学校から南へ約200メートルの町役場や住宅がある市街地。女性から連絡を受けた最上町役場は27日早朝から花火による追い払いや防災無線で付近住民にクマへの注意を呼びかけた。

町役場によると、市街地へのクマの出没は今年初めてで、昨年も同地区でクマの目撃があったという。町農林課の大田晃課長は「まだ冬眠には早いが、クマは夜間に人里近くに来て、人家にあるカキやクリの木を食べている」と、注意を呼びかけている。

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