大阪府警がSNS型の投資詐欺グループの「現場リーダー」2人を新たに逮捕。逮捕者は96人になりました。
詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の韓国籍・金聖燁容疑者(27)と中尾裕大容疑者(26)です。
2人はSNS上で「星崎杏奈」と名乗って、東京都の20代の男性にうその投資話を持ちかけ、現金およそ37万円をだまし取ろうとした疑いなどがもたれています。
詐欺グループは、実働部隊を「エース」や「オールイン」などといったポーカー用語で細かくチーム分けしていて、2人はそれらのチームのリーダー格でした。
押収されたスマートフォンからは、被害者とSNSでやり取りする「打ち子」に、2人がグループチャットで指示を出していたことが確認できたということです。
一連の詐欺事件をめぐり逮捕者はこれで96人となりましたが、中村晋弥容疑者(41)がいまも逃走中で、大阪府警は公開手配し行方を追っています。