[東京 19日 ロイター] NTTドコモ<9437.T>の山田隆持社長は19日、定時株主総会で、現状の戦略下では米アップル<AAPL.O>のスマートフォン(高機能携帯電話、スマホ)「iPhone」(アイフォーン)の導入は難しいとの見解を示した。
【図】世界のスマホ市場シェア
山田社長は、導入が困難な理由について、ドコモ独自のサービス「おサイフケータイ」や「ネットワーククラウド」などの作り込みをアップルに許可してもらえないほか、「アイフォーンを導入する場合は(2013年3月期のスマホ販売計画である)1300万台の半分をアイフォーンを売ってください、と言われる」と説明。「ラインアップ(品ぞろえ)の1つとして入れてもいいということなら、入れてもいい」と述べた。
また、4月からのスマホ販売台数が210万台を超えていることを明らかにした。