【11月30日 AFP=時事】米ロサンゼルス(Los Angeles)で今週開幕したロサンゼルス自動車ショー(LA Auto Show)で、その年最も環境に優しい車に贈られる「グリーンカー・オブ・ザ・イヤー(Green Car of the Year)」に29日、米フォード(Ford)の「フュージョン(Fusion)」2013年モデルが選ばれた。ショーの一般公開は30日から12月9日まで。
2013年型フュージョンは、異なる燃費向上技術を用いた天然ガス車3種、燃費47マイル/ガロン(約20キロ/リットル)のハイブリッド車、そして最大100マイル/ガロン(約42.5キロ/リットル)の燃費を誇るプラグインハイブリッド車の5モデルが用意されている。
このプラグインハイブリッド車の燃費効率は、トヨタ自動車(Toyota Motor)の「プリウスc(Prius c、日本名「アクア」)」やマツダ(Mazda)のスカイアクティブ車「CX-5」、米ダッジ(Dodge)の「ダート・エアロ(Dart Aero)」2013年モデル、フォードの「C-MAX」を上回る。
新型フュージョンの予定販売価格は2万1700ドル(約178万円)から。「グリーンカー・オブ・ザ・イヤー」賞の主催者は、「本格的に環境問題の改善に貢献できる価格設定」だと評価している。
前年は、ホンダ(Honda Motor)の2012年型「シビック・ナチュラルガス(Civic Natural Gas)」が受賞している。(c)AFP=時事/AFPBB News