宮城県気仙沼市の観光キャラクター「ホヤぼーや」との交流イベント「あったげホヤぼーや2022」が4日、同市南町海岸の広場であり、県内外から約2000人のファンが訪れた。
「あったげ」は「たくさん」を意味する気仙沼地方の方言で、イベント開催は8回目。今年、生誕15周年を迎えたホヤぼーやに会おうと静岡や福岡からもファンが訪れ、写真撮影会には長い列ができた。
特設ステージでは、気仙沼のご当地アイドル「SCKガールズ」がホヤぼーやのための新曲を初披露。メンバーがダンスを教え、先着プレゼントの「ホヤぼーやカチューシャ」を着けた親子連れらと一緒に踊り、会場は一体感に包まれた。
昨年に続き、じゃんけん大会も実施。勝者の自宅にホヤぼーやが直接バレンタインデーチョコを届ける企画で、気仙沼市内・市外の2部制で行われた。
勝ち抜いた同市鹿折小1年昆野新旦(あらた)君(7)は「優勝できてうれしい。ドキドキする」と興奮気味。もう一人の勝者、山元町山下二小3年木村恵太君(9)は「お母さんがホヤぼーや大好き。家で会えるのが楽しみ」と笑顔だった。