手軽にお土産を買い求めてもらおうと、亘理町荒浜の産直施設「鳥の海ふれあい市場」の売り場に、小分けにした商品を並べた「プチギフトコーナー」が設置された。町を代表する秋の郷土料理「はらこ飯」のシーズンに合わせ、市場と亘理山元商工会(亘理町)が共同で企画した。
今月1日開設のコーナーには、ジャム、ドライフルーツ、焼き菓子、味付けノリなど地場産品約30種類を用意。訪れた人が友人や同僚らに気軽にお土産を購入できるよう、350~500円前後と手に取りやすい価格帯の商品をそろえた。
各商品には、荒浜港で水揚げされるサケやカレイをデザインした統一ラベルに店独自のキャッチコピーが添えられ、各事業所の商品込めた思い入れが伝わる。
商工会の担当者は「お土産をまとめて購入していただけるよう独自のコーナーを設けた。小分けの商品で試していただくことで、さらなる購入にもつながると思う」と話す。