歌手でタレントの田原俊彦が、26日に更新されたエイベックス株式会社の代表取締役会長・松浦勝人氏のユーチューブチャンネルにゲスト出演した。
松浦氏が「事務所を辞めてから苦労はなかったですか?」と質問。田原は「32か33歳の時にジャニーズを辞めたんだけど。あの当時のジャニーズを辞めるということは、さんまさんが吉本を辞めるぐらいの感覚」と例えた。
続けて「事務所を去っていく人間に対してね。僕の中ではジャニーさんとかメリーさんと話をして『卒業します。これから1人でやっていきます』と話をした時は納得はしてくれてたけど、その後の厳しさというのはもちろんありましたよね」と振り返った。
松浦氏は「その当時はジャニーズに限らず、結構どこでも大手を辞めるというのは大変な時代だったんじゃないかと思う」と理解を示した。
1970年代後半、それまで活躍していたアイドルが次々と脱退し、ジャニーズは低迷期だった。そこに田原が出演した「3年B組金八先生」(TBS系)が社会現象になるほど人気となった。
田原は「(その勢いに乗って)ジャニーさんとしても得意のエンターテインメントの世界で『トシを1番に行かそう』ということで僕を(デビューさせた)」とジャニーさんとの思い出を語った。