男子中高生と女子小学生は「ミッキーよりくまモン」!? キャラクターパワー調査結果が明らかに

キャラクターのマーケティング、コンサルティングを行うキャラクター・データバンク(東京・港区)が、「ハローキティ」「ミッキーマウス」「くまモン」のキャラクターパワーをデータから比較した結果が、専門誌「販促会議」2013年10月号に掲載されている。
同社が13年6月に実施した「キャラクターイメージ調査」によると、ミッキーマウスの認知度は全ての年代で96%以上、ハローキティは89%以上で、くまモンは未就学児では80%以下にとどまるものの、小学生以上の年代では89%以上の認知度をマークした。
好感度では、未就学、小学生、中・高校生、20~30代の男性と、小学生、中・高校生の女性でくまモンがハローキティを上回った。中・高校生の男性ではミッキーマウス(45.0%)も上回る51.0%だった。
商品欲求度は男性全ての年代と小学生、中・高校生の女性でくまモンがハローキティを上回り、中・高校生の男性と小学生の女性ではミッキーマウスも上回った。
キャラクター・データバンク代表取締役社長の陸川和男氏は「すでにくまモンは著名な商業キャラクターと比較しても見劣りしないくらいのポテンシャルを獲得しており、ご当地キャラクターの域を優に越えている。さらに言えば、通常、性差や年代によってキャラクターの支持層は限定されるが、くまモンは老若男女から偏りなく支持されるという、稀有な存在である点が特徴的だ」とコメントしている。

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