ひと昔前に比べて、おしゃれな中年男性や女性が増えているように見えるが、人は一体何歳ぐらいで自分の外見に構わなくなってしまうのだろうか? ある調査により、男性は46歳でファッションや見た目に無頓着になってしまうという残念な結果が出てしまった。一方で女性の外見に対する意識は、男性よりも高いことが判明した。
・男は46歳で見た目がオヤジ化
英保険会社Benenden Health社が、男女各2000人を対象に「中年になってからの自分のルックス」に関するアンケート調査を行った。その結果、男性は46歳でファッションやトレンドに興味を失い、“カッコ良くなる努力” をやめてしまうことが分かった。そして3割の男性が「自分の外見に満足していない」と回答している。
一方、女性が自分の外見に無頓着になるのは59歳で、男性よりは見た目を気にする期間が長いことが分かった。しかし、その努力にも関わらず、3割以上の女性が自分のルックスに自信がないのだという。
・中年になると努力する気が失せる
だが、「男女共に外見に自信がない人が多い」との結果が出た割には、半分近くの人がエクササイズを怠っているのだ。また、食事やお酒の摂取量も気にしておらず、3割の男性が「もう外見は気にしない」と開き直っているそうだ。
・結婚すると気が緩む
結婚すると安心感のせいか、外見に関して気が緩むことも明らかとなっている。6割以上の人が、「すでに人生の伴侶を得たのだから、見た目を気にしなくなるのは当たり前」と答え、結婚したのち約2年で、ほとんどの人が “自分のルックスを気にしなくなる” との結果が出ている。
・歳をとると新しいものに興味がもてない
また歳をとると、「新しいファッションやトレンドを追い求めるのが面倒になって興味をもてなくなる」と、多くの人が感じているとのこと。そして、ヘルシーな食事やルックスを磨くにはお金がかかることも、努力を怠る一因になっているようだ。