病気が嫌う食生活7選 愛媛県は大腸がんの死亡率最低等

最新の日本人の平均寿命は、男性が80.75才、女性が86.99才と過去最高を更新。そこで病気が嫌う、食に関する豆知識を7つご紹介!

【1】女性はコーヒーを1日3杯以上飲むと、ほとんど飲まない人に比べ、大腸がんは約30%、浸潤がんは約40%、結腸がんは56%リスクが低下(国立がん研究センター)。男性では同様の効果は見られず、コーヒーは女性に効果的!

【2】2013年、愛媛県は大腸がんの死亡率が日本一低かった。柑橘類と鯛(青魚)の生産量が日本一の同県民は、みかんや鯛をよく食べるので腸内環境が整い、大腸がんの予防の一端を担っている可能性があり、その食生活が注目されている。

【3】中国では昔から薬膳料理に用いられ、不老長寿の薬として珍重されてきた白きくらげ。脂質異常、高脂血症予防だけでなく、体を内側から潤す効果もあり、美肌効果も期待できる。甘さを加え、デザートとして食べてもおいしい。

【4】トマトなどに含まれる色素成分のリコピンは、ビタミンEの100倍以上の抗酸化作用があるといわれる。熱に強く、沸騰させても壊れにくいのが特徴で、温めたほうが吸収率が上がる。夜よりも朝摂ったほうが、体に効率よく吸収される。

【5】愛知県蒲郡市でのチョコレートの健康効果に関する調査では、カカオ分72%のチョコレートを毎日25g、4週間摂取したところ、血圧が高めな人ほど低下量が大きいことが分かった。血圧高めなら、おやつには高カカオチョコレートを。

【6】動脈硬化を防ぐには、動物性の脂が多いもの、高カロリーなものを控えるのが基本。食事では、血液中の中性脂肪値の急上昇を避けるため、食物繊維が豊富な野菜や海藻類などを先に摂り、脂があるものは後から食べて。

【7】ビールの苦み成分イソフムロンに、脳のシミであるアミロイドを除去する働きがあることが分かった(2016年、キリン、東京大学、学習院大学の共同研究による発表)。1日350~500mLの適量であれば認知症予防に。また、赤ワインに含まれるポリフェノールには、ダメージを受けた神経細胞を保護する働きが。

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