白物家電、24年ぶり高水準 20年出荷額、5年連続増加

日本電機工業会が25日発表した2020年のルームエアコンや洗濯機など白物家電の国内出荷額は前年比1.0%増の2兆5363億円と、5年連続でプラスとなった。1996年以来、24年ぶりの高水準だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、家で過ごす時間が増えたことによる「巣ごもり需要」のほか、感染症対策の一律10万円の特別定額給付金が寄与した。 今年の景気はどうなる?主要企業予想アンケ

 品目別では、空気清浄機が健康意識の高まりを受け56.8%増の888億円となり、過去最高を更新した。外出自粛やテレワークで在宅時間が増え、調理家電のホットプレートやトースターも2桁の大幅な伸びとなった。

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