白石市に今春開校する小中一貫校「白石南小・白石南中」(通称・白石きぼう学園)が文部科学省から不登校特例校に指定された。市教委は3月の入学説明会に向け、児童生徒の受け入れ準備を本格化させる。
指定は12日付。県教委に学校設置の届け出を行えば、開校の事務手続きがほぼ完了する。18日には同市越河平の校舎で2度目のプレオープンスクールがあり、小中学生19人が参加した。現時点で中学生を中心に十数人が、入学の意向を示しているという。
市教委学校管理課の担当者は「不登校特例校はあくまでも選択肢の一つ。関心のある児童生徒に広く検討を呼びかけていきたい」と話した。