東北経済産業局がまとめた6月の東北の百貨店・スーパー販売額動向(速報)は、全店(百貨店20店、スーパー484店)が前年同月比1.1%増の985億5000万円で、5カ月ぶりのプラスとなった。
百貨店は3.5%減の158億9400万円。衣料品は売り場面積減少などの影響があり、1.2%減の45億4200万円だった。飲食料品は生鮮や総菜の不振などで3.4%減の54億4700万円。
スーパーは全店が2.0%増の826億5500万円で、既存店は0.1%減。衣料品は2.4%増の55億2000万円、飲食料品はアイスなどの涼味商材が好調で1.7%増の654億800万円だった。
百貨店とスーパーの全店を合算した県別販売額は山形県を除く5県でプラスだった。
コンビニエンスストア(4050店)は0.9%増の682億6000万円で2カ月ぶりのプラス。
専門量販店の販売額動向は次の通り(増減は前年同月比)。
家電大型専門店(173店)5.5%増の161億3000万円▽ドラッグストア(1055店)6.2%増の362億2100万円▽ホームセンター(588店)0.3%増の248億4200万円