男性なら、一度ならず耳にしたことがあるであろう「相席居酒屋」。見知らぬ男女同士を相席させ、出会いの場を提供する新業態の飲食店だ。昨年3月、ブーム の先駆けである「相席屋」が東京・赤羽に1号店をオープンするや、またたく間にブレイク。いまや街コンに取って代わる“出会いのネオスタンダード”と言わ れる。
今回、相席居酒屋の利用経験がある女性80人にアンケートまたはインタビューを行ったところ、浮かび上がってきたのは、彼女たち の多くが「普段は“出会いの場”を利用するのにそれほど積極的ではない」という興味深い事実だ。街コン経験者はわずか4割。合コンに「まったく(ほとん ど)参加しない」という人も3割以上存在したのである。
これは、女性が「相席居酒屋」を利用する際の心理的ハードルがいかに低いかを物語っている。
「合 コンや街コンみたいに日程が決まっていないので気楽。まさに居酒屋に行くノリで、行こうかなと思ったときに勢いで行けるのがいい」(32歳・美容師)。 「お見合いパーティなどに比べると社交的な男性が多いし、“飲み”がメインなので盛り上がりやすい印象がある」(27歳・通信)。結果、女性客のリピート 率は7割にもなる。
ちなみに、相席居酒屋では基本的に「女性は飲み代0円」というシステムを取っている。それゆえに「こいつら、タダ酒飲むためだけに来てるんじゃなかろうな」なんて勘ぐってしまいがちだが、そんな心配はまったく無用だ。
本気で出会いを求めている女性は、約6割もいる!
⇒【調査結果の詳細】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=870324
また、見逃してはならないのが「話題の場所だから」という理由で相席居酒屋を利用している女性の多さ(35%)。そう、「出会いの場」とは水物だ。流行り はじめたときに利用するのが一番効率よし。いまだ二の足を踏んでいる男性は、ぜひ早々にデビューを果たしていただきたい。6/16発売の週刊SPA!では 「相席居酒屋でモテる技術」という特集を組んでいる。デビュー方法がわからないという方はこちらも読んでおくといいだろう。
<取材・文/週刊SPA!編集部>