看護実習の女子学生6人の尻もんだり、指なめる 千葉県立病院の男性看護師を懲戒処分

千葉県病院局は7日、看護実習を受けた女子学生6人の尻をもむなどのわいせつ行為をしたとして、県立病院の40代主任看護師の男性を同日付で減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 同局によると、主任看護師は3月8日、同県内の看護専門学校の卒業謝恩会に招かれて出席し、3次会のカラオケ店の個室で、20~30代の学生6人に、尻をもむ、服を引っ張って胸をのぞく、手の指をなめるといったわいせつ行為をした。学生らは主任看護師の勤務先の県立病院で実習を受けたことがあり、専門学校の教員に被害を訴えて発覚した。

 主任看護師は調査に「酒に酔ってはっきりと覚えていないが、学生が言っているのであればその通りだろう」と話しているという。

 同局は処分内容について、女性職員に抱きついたりキスをしたりして停職6カ月となった過去の処分事例があるにもかかわらず、「前例に照らして決定した」と説明。どの県立病院の所属かについては「専門学校や個人が特定される」などとして明らかにしなかった。

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