県境またぎ3地域まつり 「東北の『へそ』観光まつり」開催

東北地方のほぼ中央に位置する宮城県大崎、秋田県雄勝、山形県最上の各地域の自治体による「東北の『へそ』観光まつり」が6日、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場で始まった。7日まで。
 3県が主催し、計13市町村が参加。各地の新鮮な野菜、山菜、地酒などの特産品や、山形風芋煮、稲庭うどんなどの名物を販売する37店が軒を連ねた。厳しい残暑の中、大崎産のコメ「ゆきむすび」を使ったアイスクリームが飛ぶように売れていた。
 会場では、秋田県羽後町に伝わる国の重要無形民俗文化財「西馬音内(にしもない)盆踊り」も披露された。
 しょうゆ味の山形風の芋煮を味わった仙台市青葉区の伊藤泰さん(60)は「いいにおいに誘われて立ち寄った。みそ味の仙台風もいいが、しょうゆ味もおいしい」と話した。
 まつりは、県境を越えて地域の魅力を発信しようと2004年に始まった。7日は午前10時から午後4時まで。

タイトルとURLをコピーしました