県民性、宮城は球団LOVE 広島は人情、福岡と大阪は方言

 リクルート(東京都)がインターネット上で実施したアンケート調査で、広島県民の約半数が自らの県民性について「義理人情に厚い」と考えていることがわかった。また、方言や野球、サッカーなどの地元球団に対しては、全国でもトップレベルの愛着を感じていることも明らかになった。
 調査は、全国の20~69歳の男女を対象に、18歳まで最も長く住んだ都道府県を「ご当地県」として、全国4681人を対象に質問を行った。
 この結果、県民性についての回答で、広島県では「義理人情に厚い」が全体の49%が最多で、「まじめ」(47%)、「伝統を大事にする」(44%)が続いた。鳥取、島根、岡山、山口の4県では、「まじめ」がもっとも多く、中国地方では、県民が自分たちをまじめととらえる傾向が明らかになった。
 一方、地元への愛着についての質問では、36%が「とても愛着を感じる」と回答し、全国では20位。中国・四国地域では、愛媛県(16位)に次いで2番目に高かった。
 テーマ別にみると、「方言・なまり」に愛着を感じると答えた回答が44%とトップで、全国でも福岡県(48%)、大阪府(47%)などに続き4位。「野球やサッカーなどの球団」に愛着があるのは宮城県(42・6%)に次いで全国2位の33%。プロ野球・広島カープやサッカー・サンフレッチェ広島への高い愛着が示された。

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