知らずにやってる!? ラーメンの超危険な「7つの食べ方」

今や国民のソウルフードのラーメンだが、実は、命を削る恐ろしい一面が。今回は、その超危険な食べ方7つを紹介しよう。

 まず、「ラーメンはスープまで残さず飲む」。これはもちろん、過剰な塩分が摂取されるから。実際、カップラーメンや袋麺の塩分量は4〜5グラムで、街のこってりラーメンでは8〜10グラムもある。

 厚労省が推奨する1日の塩分摂取量は8グラム以下だから、スープ完飲は高血圧や腎臓病と隣り合わせなのだ。

「糖質過多になるライスをつける」。これは理解できるだろうが、危険な食べ方はそれだけではない。

 東京・蒲田の『宮元通りクリニック』の渡會敏之院長は、血糖値や血圧、中性脂肪値などが高い生活習慣病の患者に「スープは半分だけ」に加え、「飲んだあとに締めのラーメン」は食べないように指導しているという。

 酒を飲むと、肝臓はアルコール分解を最優先させ、糖や脂肪の処理が後回しになるため、「ダブルで体を痛める」(前同)からだ。ここに糖分(麺)と脂肪分(スープ)が相まって、脂肪肝にもつながる。

 また、「締めのラーメン」の後に家に帰り、ベッドに直行するのも、さらに脂肪を溜め込む原因に。「深夜のラーメン」は危険だらけなのだ。

 さらに、「食べ方」にも注意が必要だ。

「冷めたり伸びたりするのを嫌って、『セカセカと早食い』する人も多いですが、これは血糖変動しやすいことから、肥満や糖尿病につながりやすくなります」(医療ジャーナリスト)

 自宅で本格的なラーメンを楽しめる生麺タイプも多いが、このときに気をつけたいのが香辛料だ。

「最近は『食塩が含まれた塩コショウ』が多く出回り、知らずして塩分も一緒に摂取しているケースが少なくないんです」(栄養士)

 また、自宅で袋麺や生麺などを作る際は、面倒なので、つい 「具なしラーメン」になることが多いが、これも避けたい。

「ラーメンは、ビタミンやミネラル、タンパク質が圧倒的に不足した、不完全食なんです。そこでオススメの具材はモヤシと卵です。どちらも安価ながら、モヤシはビタミンや食物繊維はむろん、塩分を中和するカリウムなどのミネラル分が多く、卵はタンパク質を補えます」(前同)

 正しく食べて、長生きしよう!

 現在発売中の『週刊大衆』6月3日号では、このほかにも、危険運転をするドライバーたちの県民性に迫っている。あなたの県は大丈夫!?

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