石巻専修大は、石巻市内で14~16日にあるパネル展で案内役を担うソフトバンクグループの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」のプログラミング内容を考える会合を石巻市桜坂高で開いた。
石巻専大が地域活性化や人材育成を目的に進める高大産(高校・大学・企業)連携プロジェクトの一環。
パネル展は会場となるイオンモール石巻が主催。身近な地域の魅力を再発見する観光「マイクロツーリズム」に着目し、石巻圏の関係施設などを紹介する。期間中は新型コロナウイルス対策で人同士の接触を減らすため、ペッパーが案内役を務める。
会合は5日にあり、石巻専大理工学部の高橋智准教授(39)と大学院生の木村光平さん(22)、桜坂高から渡辺葵香(きほ)さん(17)ら2年生5人が参加した。
生徒たちはペッパーによる呼び込みのターゲットを子どもに設定。興味を引くために「手招き」や「両手を振る」といった動作を活用することを決めた。渡辺さんは「積極的に意見を出し合えた。石巻圏の魅力をしっかりと伝えたい」と話した。
次回会合は12日で、生徒たちが考えた呼び込みのせりふをペッパーにプログラミングし、動作や声色などを調整する。