社会人で携帯電話を「所有していない人」の割合は?

ライボが運営する「Job総研」は9月20日、「2022年 スマホ使用の実態調査」の結果を発表した。同調査は8月31日~9月5日、18~50代の社会人男女2,235人を対象に、インターネットで実施した。

現在、携帯電話を所有しているか尋ねたところ、99.1%が「所有している」、0.9%が「所有していない」と答えた。所有していないと回答した20人の中で最も多い年代は20代で80.0%を占めている。

「所有していない」と回答した人に、今後の所有予定を聞くと95.0%が「今後も所有しない」と回答した。理由は、「本体の購入金額が高いから」「使用のランニングコストが高いから」など、所有することでのコストを懸念する声が多くなっている。また、「PCで間に合っている」といった意見もあった。

スマホの主な使用目的について尋ねると、87.7%は「プライベート関連」、10.8%は「仕事関連」と答えた。1日の使用時間では「3~5時間未満」(34.8%)が最も多く、「5~7時間未満」(24.7%)、「1~3時間未満」(19.1%)と続いている。具体的な1日の使用時間は平均で4時間54分(294分)だった。

1日のスマホ使用時間の内訳を見ると、仕事関連の使用時間が「3時間以上」と回答したのが7.6%であったのに対し、仕事関連以外では56.5%が「3時間以上」と回答した。それぞれの1日の平均使用時間は、仕事関連が1時間6分(66分)で、仕事関連以外は4時間37分(277分)となった。

歩きスマホをした経験について尋ねたところ、87.9%が「経験あり」と回答した。歩きスマホ経験者に、歩きスマホの際に危険を感じる体験をしたか聞くと、73.3%が「すごく危険を感じた」「危険を感じた」「少し危険を感じた」と答えている。

回答者からは、「スマホを見ているときは視界が狭くなって周りの音も聞こえなくなるので危ない」「歩きスマホしている人を見ると物理的な距離を取るようにしている」「注意しながら歩きスマホをしていても事故ってしまったことがあります」などのコメントも寄せられた。
(フォルサ)

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