社内で慣例の義理チョコやめ、子ども食堂に寄付 明治安田生命の川越支社、社会貢献に振り替え

「義理チョコをやめて、子どもたちに」―。明治安田生命川越支社(高橋現支社長、従業員約350人)は、埼玉県の川越市周辺で子ども食堂を展開している3団体に、従業員から寄せられた募金計20万円を寄付した。

同支社が取り組む社会貢献活動の一環。これまで支社内で慣例となっていたバレンタインデーの「義理チョコ」をやめ、そのお金を地域・社会貢献に振り替えた。

寄付先は、コミュニティカフェひだまり(川越市)、ポトフ(富士見市)、カローレ(鶴ケ島市)の3団体。寄付金は、子ども食堂で提供される食材などに充てられる。

NPO法人カローレでは9日、鶴ケ島市五味ケ谷のコミュニティレストラン「ここほっと」で贈呈式が行われた。募金を受け取ったカローレの浅見要事務局長は「子どもの貧困や孤食は放置しておけない問題。皆さまのお力を得て、さらに広げていきたい」と感謝の言葉を述べた。

高橋支社長は「社内の小集団活動で『何か地域・社会貢献活動ができないか』と話し合った結果で、個人の少額の寄付の集まり。これからもより積極的に、社会貢献活動を続けていきたい」と誓った。

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