福山通運は21日、企業向けを中心に荷物の日曜日の集荷と配達を中止すると発表した。新規顧客は10月1日から、既に契約している顧客については2019年1月1日から取りやめる。運送業界で人手不足が課題となる中でトラック運転手らの働き方改革につなげるのが狙い。「今後も安全・安心なサービスを提供し続けるため」と説明している。
福山通運によると、トラックを持つ運送大手で日曜日の集荷や配達をやめるのは初めて。各地に約400ある営業所などでの荷物の引き取りや持ち込みは日曜日も引き続き行うとしているが、一部店舗では休業日にしていずれの取り扱いもやめるという。